2021、コパアメリカにおいて印象を残している5名の選手たち

2021年のコパアメリカがはじまり、ユーロ2020と同じくサッカーファンを喜ばせている大会の1つとなっている。
そこで今回は2021コパアメリカにて輝いてる5人の選手を紹介しよう。
アレハンドロ・ゴメス
イタリアのアタランタで絶対的な地位を築き、今はセビージャでその創造性を発揮しているアレハンドロ・ゴメス。
コパアメリカにおけるアルゼンチン代表として選ばれているが、当初はファーストチョイスではなかった。
しかし、先発で出ていたニコラス・ゴンザレスのパフォーマンスが低調となっておりゴメスにチャンスが与えられた。
このチャンスをしっかりと活かし、得点に絡む活躍を見せるなど代表においても存在感を示している。
33歳となったゴメスだがそのセンスはさび付くことなく輝き続けており、クラブに戻った後も熱を冷まさずチームの重要選手として君臨し続けるはずだ。

エディンソン・カバーニ
33歳にてプレミアリーグに初挑戦、マンチェスターユナイテッドへ加入したエディンソン・カバーニ。
天性の得点力は衰えることもなく、代表でも未だに絶対的な存在となっている。
しかし、ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かりコパアメリカでの活躍を多少疑問視するような声もあったに違いない。
ボリビアとパラグアイを相手に得点を記録したことからそのような心配は一瞬で吹き飛んだだろうが、未だにこのレベルを維持しているカバーニはまさに生ける伝説と呼べるだろう。

ミゲル・アルミロン
パラグアイ代表で最も輝いている1人がミゲル・アルミロンだ。
中盤で得点に直結するプレーでパラグアイを牽引している。
特にアルゼンチン戦では敗北したものの明らかにアルゼンチンの守備陣を混乱に陥らせ、最も苦しめていた。
チリ戦でもゴールとアシストを記録し今大会での活躍を更に期待されていたが、ウルグアイ戦にて負傷しチームも敗退となったため彼のコパアメリカでの物語は終了となってしまった。

ネイマール
前回のコパアメリカで欠場となり悔しい思いをしたネイマール。
今大会にかける想いは強く、いかにチームを勝利に導くかに焦点を置き戦っている。
実際ネイマールは今大会で既に大きな活躍を見せており3試合で2ゴール2アシストを記録するなど欠かせない存在としてセレソンを牽引している。
大きな舞台で負傷することが多く、これまで重要な場面で出場することができなかったネイマールだが、この活躍を続ければサッカー王国を優勝へと導くことも現実的となってくるだろう。

リオネル・メッシ
最後に登場するのはアルゼンチン代表、リオネル・メッシだ。
メッシの方にはクラブ、代表問わず常に大きな責任がのしかかっており彼への期待は他の選手と比べられないほど大きくなっている。
そんな重圧の中、これまで様々な大会を戦い抜いてきたアルゼンチンだが、結局メッシは代表で優勝を経験したことがないのだ。
ネイマールとはまた違った意味で今大会へ大きな想いを持って挑んでいるはずであり、既に自らフリーキックを沈め、アレハンドロ・ゴメスのゴールをアシストするなど絶対的な活躍を見せ始めている。
今大会では他にも注目すべき選手は大勢いるが、16年にも及ぶ代表キャリアの中でトロフィーを掲げたことがないメッシはクラブとはまた違った輝きを見せるだろう。

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