2021年シーズン、最も楽しみなアタッキングコンビ5選

ロメル・ルカク&ティモ・ヴェルナー
ティモ・ヴェルナーのチェルシーでの最初のシーズンは非常に厳しいものとなった。
思うようにゴールが決められず、移籍金の高さから批判の的になることもあった。
しかし、それと同時に得点以外の部分での貢献度が高いことは事実であり、チーム全体を活かすためのアタッカーとしては非常に優秀だ。
そんなヴェルナーを加えた昨シーズンだが、今シーズンはそもそもの得点力の回復を狙うべく、かつて在籍していたロメル・ルカクの再獲得に成功した。
早速古巣で怪物ぶりを見せているルカクだが、インテルで見せたラウタロ・マルティネスとのコンビの再来をサポーターは期待しているはずだ。
圧倒的なスピードとチャンスを作る力のヴェルナーとフィジカルと正確なシュートを持つルカクをトーマス・トゥヘルがどう活かすのかは今シーズン注目となるだろう。

ルイス・スアレス&アントワーヌ・グリーズマン
チャンピオンズリーグのポルト戦で大きな拍手とブーイングに包まれたアントワーヌ・グリーズマン。
古巣への帰還は決して歓迎ムードではなかった。
かつて大きなインパクトを見せたアトレティコマドリーを離れ、バルセロナへ移籍を果たしたが思うような活躍ができずに今シーズン再び自らが主役となっていたクラブへ戻ってきたのだ。
そんなグリーズマンだが、彼のアタッカーとしての能力は確かであり、アトレティであればよくわかっている事実だろう。
そんなグリーズマンとリバプール、バルセロナで得点を量産してきた生粋のストライカーのルイス・スアレスは非常に楽しみなコンビとなるだろう。
既にアトレティコマドリーでも得点を量産しているスアレスだが、彼と同等の脅威を持つアタッカーが隣でプレーをする姿を想像できるだろうか。
今シーズン、リーグとチャンピオンズリーグの制覇を狙うアトレティコマドリーにおいて最も重要なのはこの2人になのかもしれない。

ハリー・ケイン&ソンフンミン
マンチェスターシティへの移籍が間近に迫っていたハリー・ケインだが、マンチェスターシティ側はトッテナムの求める移籍金を最後まで提示することができず、結局ケインは残留することとなった。
そうなるとソンフンミンとのコンビは昨シーズン以上に期待されるだろう。
高い得点力と打開力を持つ2人だが、お互いにリスペクトし合っているからだろうか、チームのゴールとアシストを2人で量産してしまうほどの破壊力を持っている。
もはやこれ以上の説明は不要だが、来シーズンの去就が不透明なケインがいるだけに、この2人が見られるのは今シーズンで最後かもしれない。

クリスティアーノ・ロナウド&ブルーノ・フェルナンデス
マンチェスターユナイテッドにこの男が帰還した。
レアルマドリーで伝説的な記録を作り上げたクリスティアーノ・ロナウドが古巣へと戻り、さすがの得点力を早くも見せつけている。
そんなロナウドとのコンビで楽しみなのがポルトガル代表の同僚でもあるブルーノ・フェルナンデスだ。
ブルーノは既に開幕戦ハットトリックを決めており、今シーズンも中盤の選手ながら既にゴール量産体制に入っている。
それと同時に高い局面打開力とファイナルサードで豊かな発想力を持っているため、世界最高峰のフィニッシャーであるロナウドを活かすには最高のパートナーとなるだろう。

ネイマール&リオネル・メッシ
この2人は決して初めてのコンビではない。
かつてバルセロナで強力なスリートップを形成していたうちの2人であり、お互いのことはよく理解できているだろう。
世界のサッカーファンたちは再びこの2人が共演するところを見たいと思っていたはずだが、まさかそれがフランスの地で実現することとなったのだ。
互いに世界最高峰のアタッカーであり、たった2人で局面を打開してしまうほどの能力を備えている。
パリ・サンジェルマンではここにキリアン・ムバッペが加わるため、非常に魅力的な攻撃ユニットが誕生するだろう。

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