5.アレクシス・サンチェス
オールドトラッフォードではまったくいいところを見せられていないチリ代表。
しかし、そのチリ代表においてはコパアメリカでまだまだチームを勝利に導ける存在だということを証明した。
元々高い能力を持っているだけにそれをベンチに座らせておくのはもったいない。
サンチェスは現在のマンチェスターユナイテッドにおいて10番の役割を果たせる数少ない選手だ。
得点力や突破力だけではなくハードワークを武器に守備でも目立つことだできるのだ。
彼の復活はマンチェスターユナイテッドそのものの復活を意味するかもしれない。
4.アンドレアス・ペレイラ
アンドレアス・ペレイラはリンガードと非常に似ている。
違う点として挙げられるのはボールの扱いの上手さである。
それはより10番らしく司令塔として働くことができる能力である。
また、彼の眼はラストパスを出せるだけの鋭さを持っておりそれを実現できるスキルも十分だ。
バイタルエリアでその力を発揮してくれるはずであり、必要とあらばカウンターを食らった際に守備をさぼることなく脅威を退ける役割もできる。
3.アンヘル・ゴメス
プレシーズンでいい動きを見せていた最も豊かな才能を持つ一人だ。
スールシャール監督のプレッシングスタイルに合うエネルギーを持っており、その影にならないような高いスキルも持ち合わせている。
経験の少なさは懸念させる点であるがそれを差し引いてもベンチに座るだけの価値は十分にある。
新たな可能性を見つけるために大きな決断をするのも悪くはないだろう。
2.フアン・マタ
マンチェスターユナイテッドで最も10番らしい選手だ。
1試合続けてスールシャール監督のプレッシングスタイルに対応するのが難しいところが唯一の難点だ。
しかし、それを十分に補える能力を持っている。
このスペイン人は今まで数多くのチャンスを生み出し、決定的な仕事をしてきた。
もちろん、フリーキックの名手であることも忘れてはならない。
年齢を重ねて見えている世界も少しずつ変わっているはずであり、若いチームになるだろうこれからのマンチェスターユナイテッドを支えるための重要な選手にもなるはずだ。
1.ポール・ポグバ
最もリスクを減らしたいのであれば素直にポール・ポグバを10番の役割にすべきである。
ボックストゥボックスでも活躍できるポグバは攻守に渡って欠けているものがほとんどない選手だ。
攻撃の、それもファイナルサードでの仕事っぷりも文句のつけようがない。
ロメル・ルカクがいない今、マーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルの得点力に頼るしかないが彼らを活かす術もポグバなら既に熟知しているだろう。
また、ボックス外からの得点にも期待ができるため攻撃パターンが多彩になる。
しかし、それはあくまで中盤が安定した場合の話である。
彼を10番で起用できるか否かはフレッジやマクトミネイらがどれほど中盤を強化できるかに懸かっているだろう。
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