今シーズンのプレミアリーグは過去最大級に面白くなりそうだ。
特に注目したいのは、どのリーグよりも大量にゴールが決まるのか否かということだ。
マンチェスターシティやリバプールなどトップクラブたちは当たり前のように得点を積み上げると思うが、それ以外のチームにも同じような期待がされるのだ。
では、なぜ今シーズンのプレミアリーグで大量の得点が生まれる理由を6つ紹介しよう。
1.素晴らしいストライカーが多い
今シーズンのプレミアリーグにはセルヒオ・アグエロやモハメド・サラー以外にも素晴らしいストライカーたちが大勢いることが判明した。
ウェストハムのセバスティアン・ハラー、アストンヴィラのウェズレイ、ノリッジシティのテーム・プッキ、ニューキャッスルのジョエリントンなどプレミアの舞台で暴れまわりそうな猛者たちが揃っているのだ。
昨シーズンは15ゴール以上を決めた選手が8人しかいなかったが今シーズンは確実にその人数が増えるに違いないだろう。
2.VARによりペナルティが増える
VARについては今後もずっと賛否両論があるだろう。
しかし、確実に言えることはペナルティエリア内での微妙なジャッジが見返され、その結果PKになることが増えるだろう。
激しいサッカーが売りのプレミアリーグではエリア内に入ることも多いため今シーズンはペナルティからのゴールを見る機会が増えるはずだ。
3.昇格組が攻撃的なサッカーを展開している
昇格組は本来守備的な戦術を展開し、勝ち点を1でも確実に拾ってこようとするはずだ。
しかし、今シーズンのシェフィールドユナイテッド、ノリッジシティ、アストンヴィラはすべて臆することなく攻撃的なスタイルのサッカーを展開している。
ノリッジシティで得点を量産しそうな勢いのテーム・プッキを筆頭にゴールに飢えている者が多いのだ。
上位陣を喰ってしまう可能性も高く、今シーズンリーグ全体の得点が伸びる要因の一つとなり得るのだ。
4.古いスタイルを好む監督がいる
ニューキャッスルやクリスタルパレスなど、古き良きイングランドのサッカーを好む監督が指揮をしているチームが今シーズンは多い。
一見古いスタイルでは勝ちきれないと思われがちだが、スパーズを相手に勝利を収めたニューキャッスルを見てもわかるようにそのサッカーは相手を非常に苦しめる。
守備陣のみならず全員の奮起が必要となるが、周りの圧力に負けることなく自らのスタイルを貫いていけば必ずにも「古いサッカー」で相手を粉砕できるときが来るはずだ。
5.スールシャールとランパードがカオスを招く
スールシャールは浅い監督歴ながらもマンチェスターユナイテッドを昔のように攻撃的で魅力のあるチームに再構築しようとしている。
もちろん、その代わり失点する可能性は上がりチームの敗退に繋がることもあるが確実にチーム全体の攻撃力を上げ、得点数を増やすに違いない。
フランク・ランパードはハイプレスを好み、若い選手たちを中心にエネルギー溢れるサッカーを展開しようとしている。
まだまだ構築している途中であるがこれが完成すればシーズンが終わったときにチェルシーの得点数は劇的に伸びているだろう。
6.デブライネが怪我から戻っている
リーグ最強の攻撃力を持っているといっても過言ではないマンチェスターシティ。
そのマンチェスターシティの中で攻撃の要でありベストなミッドフィルダーと言われているケヴィン・デブライネが怪我から戻ってきているのだ。
デブライネがいるときの得点率は非常に高く、仮に彼が今シーズン調子を落とさずに最後までプレーすることができれば昨シーズンよりも32ゴール多く得点が生まれると言われている。
プレミアリーグ全体を盛り上げるためにもデブライネの存在は非常に重要になるのだ。
コメント