これまでの試合を見て、マンチェスターユナイテッドが4位以内に入れるという保証はあるのだろうか?
かつてイングランドで絶対的な力を持っていた赤い悪魔の姿はもはやなく、今夏にまた大金を費やして選手を獲得したものの課題はまだまだ多く抱えている状況なのだ。
冬、もしくは来年にも獲得に向かうことは濃厚である。
では、どのポジションを強化するのがチーム力向上につながるのだろうか。
今回はSportkeedaより、マンチェスターユナイテッドが強化すべきポジション3つを紹介しよう。
1.セントラルミッドフィルダー
アンデル・エレーラがPSGに去ってから中盤を強化できる選手はいなくなってしまった。
どうやらスールシャール監督にとってはスコット・マクトミネイが理想的な選択のようだが、攻撃面における貢献はわずかだ。
マティッチは遅く、昔の姿はとっくになくなっている。
本来ならフレッジが中盤における絶対的な存在となるはずであったが、今だに真価を見せられずにいる。
ポール・ポグバの移籍が濃厚な今、一刻も早く強力な中盤を獲得しチームの基盤を固めないと来季以降もかなり厳しい戦いを強いられることになりそうだ。
先日はウェストハムのデクラン・ライスが移籍をほのめかすような発言をしていたが・・・。
2.右ウィング
マンチェスターユナイテッドは夏の移籍市場で右ウィングの選手を獲得しない方針で決定した。
今シーズン、ロメル・ルカクの後を継ぐ存在として期待されているマーカス・ラッシュフォードは左であれば本来の力を出すことができる。
そしてダニエル・ジェームスは右でプレーすることが可能だ。
しかし、サウサンプトン戦で見せたようにダニエル・ジェームスは左で真価を発揮することができる選手だ。
そうなるとフアン・マタやジェシー・リンガードらを右に配置する必要があるがどうしても力不足感が否めない。
右サイドバックに強力なワン=ビサカを据えているため、攻撃面で爆発的な力を出すことができる選手がいればチームにとって大きな力となる。
3.アタッキングミッドフィルダー
ジェシー・リンガードが主に務めることになっているアタッキングミッドフィルダー。
攻撃的な位置で司令塔としてチーム操るにはリンガードでは難しいようにも思える。
経験豊富でまさに”10番”であるフアン・マタも印象を残すことが難しくなってきている。
ポール・ポグバであれば問題なく自らに課された仕事をこなすことができるだろうが、残念ながら長期的なオプションにはならないだろう。
マンチェスターユナイテッドはジェームズ・マディソンを買うべきだ。
レスターシティにおいて一貫性のあるプレーを見せ続け、チームのレベルを1段上に引き上げてくれる。
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