マンチェスターシティはまさに絶頂期を迎えている。
ケヴィン・デブライネやダビド・シルバら優れたプレーメーカーにラヒーム・スターリングやリロイ・サネなど強力なアタッカー陣がすべての敵を粉砕している。
そんなチームにおいて長年ストライカーの座を譲らない絶対的な存在がいる。
アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロだ。
活躍している年数を考えると間違いなくプレミアリーグ最高のストライカーであり、ペップ・グアルディオラの複雑なシステムにも難なく適応している。
31歳となったアグエロはこの活躍を永遠に続けることはできない。
チームは新たなアグエロに代わるキープレイヤーが必要となってくるだろう。
そこで今回はSportkeedaによるセルヒオ・アグエロに代わる3つの代替案を紹介しよう。
1.ジョアン・フェリックス
19歳でありながらアトレティコマドリーへ€126mという巨額の移籍金で移籍した天才アタッカー。
キャリアで35ゴール18アシストという年齢に見合わぬ成績を残しており、アトレティコでも早速活躍をしている。
その堂々たる姿に代表も放っておくわけがなく、見事にA代表デビューも果たした。
アタッカーとして弱点がほぼなく、冷静にゴールを決めることのできる能力が非常に高い。
高い費用を出して獲得したアトレティコは素晴らしい投資をしたのだ。
それゆえにアトレティコは絶対に安く売却することはないだろう。
長期的にアグエロの代役として機能すると思われるが、下手をすれば史上最高額を提示しなければ獲得は難しくなってしまう。
アントワーヌ・グリーズマンの一件で選手を高いサラリーで引き留めることを嫌うであろうアトレティコならなおさらだ。
2.マウロ・イカルディ
より現実的で完成されたストライカーを望むのならばイタリアで最も成功を収めているストライカーの一人、マウロ・イカルディが適任だろう。
135ゴール32アシストを記録しているイカルディはインテルを離れることを示唆しており、移籍市場最終日にPSGへとローンで加入することになった。
PSGはシーズン終了後の買取オプションを持っているがそれを行使するのかどうか、フランスのクラブにはわからないことだ。
仮に数年後、アグエロが衰えるであろう33歳ほどになったとしてもイカルディは28歳だ。
ストライカーとしては4年間のベストな時期を過ごすことができる。
まさに即戦力としてはうってつけだろう。
3.キリアン・ムバッペ
もはや細かい説明が不要な怪物だろう。
19歳でありながらワールドカップで見せた活躍は凄まじかった。
まだ現在20歳ということを考えると長期的なオプションでありながら即戦力としても期待できる。
既にキャリアで89ゴール50アシストを決めている実力は伊達ではないのだ。
レアルマドリーやバルセロナも狙っていると言われているが懸念すべきはやはりその移籍金だ。
€200mの価値があると言われており、PSGは契約がある限りはそれ以上の移籍金を要求すると見られている。
アグエロのみならず前線のすべてのポジションにおけるオプションにもなるため、マンチェスターシティが獲得したならば彼らの栄光がこの先10年続くこともあり得る。
それほどに強大な影響力をもつ選手なのだ。
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