1.テーム・プッキ
ノリッジシティの監督であるダニエル・ファルケは怪我人が続出しているとプレス・カンファレンスにて語っていた。
それを聞いたファンは昨シーズン44ゴール、今シーズンでは既に6ゴールを決めているエースのテーム・プッキの出番はなく、バスを止める戦術をとると思っただろう。
しかし、実際は遅く精彩を欠いていたマンチェスターシティ守備陣へ切り込み、得点のみならずアシストも奪って見せた。
29歳になってなお進化を続けているプッキは確実にファルケ監督率いるノリッジシティをけん引する存在だ。
2.サム・バイラル
ラヒーム・スターリングとオレクサンドル・ジンチェンコをことごとく防いだ右サイドバックは残念ながらハイライトで扱われることはほとんどなかった。
8回のデュエルに勝利し、5回のリカバリーに成功したバイラルは今夏加入したばかりとは思えないプレーを見せてくれた。
特に、ファルケ監督から指示されていたスターリングの中へのコースを切る動きはこの試合において非常に重要な戦術的ポイントとなった。
3.エミリアーノ・ブエンディア
昨シーズンのチャンピオンシップにおいて最も過小評価されている一人だ。
ノリッジシティの用いているハイプレッシングを支えている重要な人物であり、マンチェスターシティとの試合では鍵となる動きのほぼすべてにブエンディアが関わっていた。
コーナーキックや2点目の起点、そしてオタメンディの隙をついた決定的な働きはまさに素晴らしいの一言に尽きる。
ブエンディアとその2点目を決めたキャントウェルの中盤は現在のプレミアリーグにおける最も素晴らしいヤングコンビだろう。
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