昨シーズン、マンチェスターシティと激しい優勝争いをした末にタイトルを獲得できなかったリバプール。
国内カップ戦でもタイトルがなかったが、チャンピオンズリーグで優勝をしたことで彼らにとって6度目の栄光を手にすることに成功した。
しかし、やはりリーグタイトルは誰もが欲しているものだ。
今シーズンは今までとは違い、10代の選手のみの補強に終わったリバプールだが昨シーズン同様素晴らしい試合運びと結果を見せている。
そこで今回は今シーズン、リバプールがプレミアリーグで優勝できる理由4つを紹介しよう。
1.リーグが始まってここまで無傷
リバプールはリーグが始まってこれまで無傷だ。
無傷とはそのままの意味でただの1ポイントも落としていない、つまり連勝中なのだ。
主要欧州リーグで無敗のチームはいくつかあるが連勝を重ねているのはリバプールのみだ。
3冠を達成した王者マンチェスターシティと8ポイント差とかなりの差をつけ独走状態に入ろうとしている。
失点はこれまで6と現在ベストな堅守を誇り、得点は20点と相変わらずスリートップの破壊力は衰えていない。
また、レスターシティやチェルシーのような強豪相手にも勝利を収めているため相手を選ぶことなく勝ち点を重ねているのも彼らの強さを示している。
2.マンチェスターシティのスランプ
圧倒的な戦力を持っているマンチェスターシティは今季既にウルブズと昇格組のノリッジシティ相手に敗北している。
守備陣に怪我人が多発しているのも要因であろうが、明らかにこれまでの彼らとは違う。
その問題が何かは明らかになっていないがスランプに陥っていることだけは確かだ。
本来はリバプールにとって最も脅威となるべきチームのはずが、現時点で8ポイントも差をつけられてしまっているのだ。
幸か不幸か、彼らは未だリーグ戦で直接対決をしていない。
リバプールにとってはこの直接対決でマンチェスターシティを叩けば更に圧倒的有利な状況を作り出すことができるはずだ。
3.プレミアリーグはリバプールにとって最優先すべきタイトル
語り継がれるであろうチャンピオンズリーグでのバルセロナ戦における大逆転劇。
彼らは困難を乗り越えチームにとって6度目のチャンピオンズリーグのトロフィーを手にすることができた。
しかし、本来は97まで勝ち点を積み上げながらも獲得できなかったプレミアリーグのタイトルを欲していたはずだ。
そして欧州を制覇した彼らは今年こそ確実にプレミアリーグを本命として戦うはずだ。
リバプールファンは更なる夢を見ることができる。
長い期間をかけて戦うリーグ戦において完璧なスタートを見せているからだ。
もちろん、リーグを最優先としたからこその結果なのであろう。
ユルゲン・クロップやそのスタッフらの頭にあるプランは確実にリーグタイトルを奪うためのものであり、ここまでの試合でそれを見事に体現している。
これこそが今の彼らの強さの秘訣なのかもしれない。
4.チームがしっかりと固められている
ドルトムントを去り、リバプールへやってきたユルゲン・クロップ。
彼はリバプールを今のこの位置まで強くした紛れもない名将だ。
その名将は長い時間をかけてここまでチームを作り上げ、今では基盤がしっかりした1枚の岩のようになっている。
チームとしてすべきことも全員が共有できている状態であり、いざという時の切り札も数名存在している。
リバプールは前進しなければならない時にそれを実行することができたのだ。
これまで多くの選手を連れてきており、チーム内部の改造まで行ったのだ。
すべきことは全員が理解している。
後は彼らが新たな歴史を作るための準備をするのを待つのみとなった。
さぁ、このドイツ人指揮官に率いられたチームと応援するサポーターたちは更なる伝説を作り、見届けることはできるのだろうか。
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