サポーターやチームとのごたごたが続き、SNSで暴言や脅迫めいたことも書き込まれているグラニト・ジャカ。
その低パフォーマンスからサポーターはイライラしており、さらにウナイ・エメリ監督がジャカを優遇しているとしてその怒りが爆発。
キャプテンも剥奪されてしまい、もはや修復は不可能なように思える。
本人もミラノで家探しをしていると言われており、1月での退団が現実味を帯びてきたのだ。
放出となるとアーセナルは新たな中盤を獲得しなければならない。
それも限られた予算内でだ。
そこで今回はSportkeedaより、グラニト・ジャカに代わる1月の移籍市場における3人のターゲットを紹介しよう。
1.アブドゥライエ・ドゥクレ
今シーズン、ワトフォードはかなり悪いスタートを切ってしまった。
現在降格圏内に位置しており、このままでチャンピオンシップに降格することも十分に考えられる。
その中でジェラール・デウロフェウと共に1人奮闘しているのがアブドゥライエ・ドゥクレだ。
ドゥクレは長年多くのビッグクラブのターゲットとなっていたがその実力はやはり伊達ではなかった。
守備に関する目は一級品であり、狙ったターゲットからボールを奪取する能力も年々上がっている。
それだけではなく、機を見て持ち上がるプレーも多く文字通り味方を攻守において助けている。
後半残りわずかでもしっかりと走り、チームプレーができるドゥクレは非常に貴重な存在と言えよう。
彼ならばアーセナルの中盤に強さをプラスし、脆弱なディフェンスラインを助ける役割も果たすことができるはずだ。
£25m程度で獲得ができるとされており、グラニト・ジャカを売却した資金を考えれば十分に出せる金額のはずだ。
そのスタミナや強さは今のアーセナルにはないものであり、必ずプラスになるだろう。
2.エムレ・ジャン
かつてリバプールに在籍していたエムレ・ジャンはユベントスでポジションを掴むことが難しいように見える。
それもそのはず、ユベントスは多くの中盤を抱えておりそのほとんどが高レベルな選手だ。
チャンピオンズリーグにスカッドに含まれなかったことでジャンの移籍願望はより強くなっているはずであり、1月の獲得の可能性も高い。
プレミアリーグに慣れる必要もなく、多くのポジションをこなすことができるジャンはアーセナルを大いに助けるはずだ。
中盤では申し分ないテクニックと強靭なフィジカルを活かして存在感を発揮でき、ディフェンスラインに回れば粘り強い守備で大きな壁となるだろう。
熱い気持ちを併せ持つ彼ならばアーセナルに欠けているメンタリティーの部分を改善することも可能であり、今まで死んでいた選手たちを生き返らせるきっかけとなれる。
3.イヴァン・ラキティッチ
これが実現すれば非常に大きな意味を持つことになるだろう。
バルセロナのイヴァン・ラキティッチには移籍の噂が絶えず、1月の移籍市場で退団する可能性もあるほどだ。
彼はまだ31歳であり、自身も「サッカーを楽しみたい」と発言をしているため新たな環境でのプレーを望んでいることは確かだ。
アーセナルはサンティ・カソルラが退団後、優れたパサーを求めていたはずだ。
並外れたIQとそれを実現できるだけの能力を持った選手はなかなかおらず、レアルマドリーからローンで獲得したダニ・セバージョスも今のところそれほどの実力を発揮することができていない。
ラキティッチは黒子になることもできれば自らボールを持ってプレーメーカーになることもできる。
年齢的にピークは終えたかもしれないが彼の能力と経験は間違いなくチームを1段階上のレベルへと引き上げることができるはずだ。
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