スペイン人プレーヤーは非常に特徴的だ。
足元の技術がしっかりしており、伝統的にショートパスを繋いでポゼッションを維持することを是としているため細やかなテクニックを皆が持っている。
プレミアリーグにもそんなスペイン人プレーヤーはたくさん在籍している。
中にはリーグを代表するような選手までいるのだ。
そこで今回はSportkeedaより、プレミアリーグ最高のスペイン人選手トップ5を紹介しよう。
5.ケパ・アリサバラガ チェルシー
絶対的守護神であるペトル・チェフの放出後、アトレティコマドリーで際だったパフォーマンスを見せていたティボー・クルトワが正守護神に。
しかし、そのクルトワも決して良いとは言えない形でレアルマドリーへと移籍してしまった。
そこでチェルシーが見せた動きはゴールキーパー史上最高額となる£71mでアスレティック・ビルバオのケパ・アリサバラガを獲得したことだ。
あまりにも高すぎるとの声もあったが、この優れたショットストッパーはプレミアリーグにすぐに馴染むことに成功した。
移籍金と見合うかは正直はっきりとは言えない。
しかし、まだ25歳と若く明確な武器を持っているゴールキーパーを確保できたことはチェルシーにとって非常に大きな意味を持つだろう。
4.セサル・アスピリクエタ チェルシー
チェルシーで246試合に出場してきたディフェンスラインをすべてこなすことができるディフェンダー。
1対1の守備に強く、あのガリー・ネビルに「ほぼ完ぺきなディフェンダー」と言わしめたほどだ。
オリンピック・マルセイユを経てチェルシーに加入したアスピリクエタは多くのトロフィーを獲得し、チェルシーの黄金時代を経験した貴重な人物だ。
30歳となりそのパフォーマンスに陰りが見え始めたが彼の経験値に頼らなければいけない場面はこれから多く出てくるだろう。
若いタレントが揃うチェルシーだからこそこれからアスピリクエタの存在は非常に大きく、さらに重要になってくるだろう。
3.フアン・マタ マンチェスターユナイテッド
まさにスペイン人プレーヤー、まさに10番という働きを見せることができるフアン・マタ。
バレンシアを経てチェルシーに加入すると重要な役割を果たし、フリーキックを含め大きくチームに貢献していた。
その後、ジョゼ・モウリーニョの就任とともに出番が少なくなるとマンチェスターユナイテッドに移籍。
ここでも彼らしいプレーメーカーとしての動きを見せ、近年調子を落としている名門で息を吐いていた。
プレミアリーグ250試合出場を達成したマタはまだまだトロフィーを獲得したいと思っているはずだ。
2.ダビド・デヘア マンチェスターユナイテッド
ダビド・デヘアは近年のマンチェスターユナイテッドで安定したパフォーマンスを見せ続けている名プレーヤーだ。
チームは彼に救われた危機を思い出すたびに感謝せずにはいられないだろう。
プレミアリーグで287試合に出場し102ものクリーンシートを達成し、805回のセービングを記録している。
最近は代表を含めらしくないプレーを見せてしまうことが度々あるが、やはりその神がかり的なセービングに頼らざるを得ないシーンはまだまだ多い。
マンチェスターユナイテッドにはレンタルに出しているディーン・ヘンダーソンが印象のあるプレーを見せているが、経験値のことを考えるとデヘアを重宝するほか道はないように見える。
1.ダビド・シルバ マンチェスターシティ
プレミアリーグのみならず、近年世界で最高レベルの選手の1人であるダビド・シルバ。
セルヒオ・アグエロとともに長年マンチェスターシティを支え、今やシティのすべては彼が体現していると言っても過言ではない。<
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無駄なプレーが一切なく、すべての行動に意味を持たせることのできる正真正銘の天才でありチーム全体を機能させることのできるプレーメーカー。
近年の対戦を見てもシルバがいる試合といない試合ではマンチェスターシティはまるで別のチームになってしまう。
293試合にこれまで出場し、57ゴール87アシストを記録した天才スペイン人のプレミアリーグにおける旅は今シーズンで終了となってしまう。
彼の魔法のようなプレーを見ることができるのも残りわずか半年程度だ。
全プレミアリーグファンは彼の最後の雄姿を見なくてはならないだろう。
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