マンチェスターユナイテッドのストライカー不足は非常に深刻だ。
マーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルの両名は優れた才能の持ち主であり、決して誰も彼らの力を疑ってなどいない。
しかし、ロメル・ルカクとアレクシス・サンチェスの放出は予想以上に痛かっただろう。
違うオプションをチームに提供できず、リーグの順位も上がらずに不調から脱することができない。
そこで彼らは新たな血を入れようとしている。
2人のストライカーに新戦力を加えることによって大きな化学反応が起こることを期待しているのだ。
今回はSportkeedaよりマンチェスターユナイテッドが狙うストライカー候補3人を紹介しよう。
1.アーリング・ハーランド
今をときめくザルツブルクの超新星だ。
この19歳は既に今シーズン26ゴール18アシストを記録しており、多くのクラブから興味を引いている。
欧州においてはあのロベルト・レヴァンドフスキと同等のレベルで得点を量産していることになる。
さらに彼は国内だけではなくチャンピオンズリーグで欧州の舞台でもしっかりと結果を出しているのだ。
それもナポリやリバプールといったトップレベルのクラブを相手にしながらだ。
マンチェスターシティも彼の獲得を狙っているという噂があるが、マンチェスターユナイテッドとしては確実に仕留めたいスターのはずだ。
ノルウェー出身であることからオレ・グンナースールシャールとの関係も問題はないように見える。
しかし、本人がはっきりとマンチェスターユナイテッドへの移籍を否定していたのが気がかりか。
2.ラウタロ・マルティネス
インテルで今シーズン8得点を記録しているラウタロ・マルティネス。
以前よりそのポテンシャルは評価されており、マウロ・イカルディがPSGに去った今シーズンは非常に心地よくプレーできているように見える。
ラウタロの特徴は何と言ってもそのハードワークさである。
アントニオ・コンテも認める彼のハードワークはすべてチームのための行動であり、今シーズンは得点という形でもしっかり貢献している。
その活躍を見てバルセロナがルイス・スアレスの後釜としてほしがっているという報道もあるほどだ。
安定してヨーロッパの舞台で試合に出ることができるのはバルセロナであり、南米人が多く在籍するラリーガは彼にとって魅力的だろう。
それにアントニオ・コンテが彼を喜んで放出するとはとても思えない。
ラウタロ獲得までの道のりは非常に厳しくなりそうだ。
3.ハリー・ケイン
夢の方な補強だ。
プレミアリーグで結果を出し続け得点王を2回獲得している完璧なストライカーだ。
毎シーズン得点ランキングで上位に位置しており、プレスバックやスペースを空ける動きも抜群である。
長距離からのシュートも非常に強力であり、まさにストライカーに必要なすべてを持っているハリー・ケイン。
監督であるマウリシオ・ポチェッティーノが解任されたことはマンチェスターユナイテッドにとって吉と出るだろう。
彼を慕っていた選手たちが多くいるのは事実だからだ。
その一人がハリー・ケインならばマンチェスターユナイテッドにも獲得できるチャンスは十分にある。
彼を魅了する年俸とクラブが目指すべき場所を示すことができれば来夏にもケインは赤いシャツに袖を通しているかもしれない。
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