南米は良い選手を輩出し続けている「サッカー大陸」そのものだ。
ヨーロッパで活躍しているブラジル人やアルゼンチン人など南米人はほとんど南米のリーグ出身であり、そこからスターへと羽ばたいている。
先日南米で行われたリベルタ・トーレス杯にてフラメンゴが劇的優勝を果たしたが、大会を通じて若くして活躍している選手は非常に多かった。
そこで今回はプレミアに合うだろう7人のブラジルリーグ所属選手たちを紹介しよう。
1.レナン・ロディ Age21 アトレチコ・パラナエンセ
21歳のレナン・ロディは「まるで飛行機のよう」と独特な表現をされることもあるレフトバックだ。
これまでブラジル代表でサイドバックを務めていたレジェンドたちと同じように非常に攻撃的でそれを武器にクラブでの定位置を確保して見せたのだ。
ドリブルテクニックやクロスが抜群であり、攻撃時のポジショニングも非常に良い。
プレミアリーグのみならず世界的にサイドバックに求められる攻撃性は非常に高く、ロディも経験の少なさを除けば十分に適応できるだけの能力は持っているはずだ。
2.マテウス・エンリケ Age21 グレミオ
マテウス・エンリケはバルセロナのアルトゥールと比較されることもあるグレミオ所属の守備的ミッドフィルダーだ。
しかし、エンリケはそのアルトゥールよりもさらに完成されたミッドフィルダーだと言われている。
テンポを作り出し、良質なパスを供給できる面は彼と非常に似ているがエンリケの場合はそこへ攻撃性が加わっている。
低い位置でゲームメイクに関わりながら前線へ飛び出すタイミングを見逃さずにボックス内へ果敢に侵入してくるのだ。
プレミアの激しいサッカーの中で彼の中盤深くでボールを供給する力は重宝されるはずだ。
そのダイナミズムも鍛えられれば一気に世界的なスターへと駆け上がるだろう。
3.アンソニー Age19 サンパウロ
あのアレシャンドレ・パトも所属するサンパウロで19歳ながら今シーズン26試合に出場しているアンソニー。
カゼミーロやオスカルらを輩出しているサンパウロの次のスターになると言われており、その特徴からアヤックスのダビド・ネレスとよく比較されている。
左利きのウィンガーであり、相手を破壊するドリブルに並外れたスピード、魔法と称される彼の左足からは常に予測不可能なアクションが起こるのだ。
そのポテンシャルや活躍を評価しているクラブは簡単に彼のことを放出はしないだろう。
€50mとも言われる移籍金が支払われない限りは。
4.エリック・ラミレス Age18 バイーア
バイーアに所属するエリック・ラミレスはその名前の通りチェルシーに所属していたラミレスとプレースタイルが非常に似ている。
1対1の局面で落ち着くことができ、基本的な技術に関しても文句がない。
何より走力が魅力的であり、ファイナルサードではとても18歳とは思えないプレーを見せてくれる。
既にパスを通すための目を持っており、それがこれから化けてくるとほぼ完璧に近いミッドフィルダーとして名を轟かせるだろう。
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