1.ラルフ・ハーゼンヒュットル サウサンプトン
インゴルシュタットでの手腕が評価されてライプツィヒに引き抜かれたラルフ・ハーゼンヒュットル。
サウサンプトンに就任した直後こそチームの雰囲気を変えて見せ、ダニー・イングスらを中心として強力な攻撃を築き上げようとしていた。
しかし、守備の脆さが圧倒的に露呈してしまい現在では降格圏にまで沈んでしまっている。
13試合で9ポイントしか獲得できておらず、それに加えレスターシティ相手に0-9で惨敗したこともハーゼンヒュットルの解任にブーストをかけてしまっている。
先日のアーセナル戦で敵地で勝ち点1を拾ったことは評価に値されるだろう。
しかし、これ以上ポイントを落とし続けることがあればいつでもクビが飛んでもおかしくはない。
2.マヌエル・ペジェグリーニ ウェストハムユナイテッド
かつてマンチェスターシティを率い、プレミアリーグのタイトルを勝ち取ったマヌエル・ペジェグリーニ。
新戦力のセバスティアン・ハラーが活躍し、10月にはマンチェスターユナイテッドを2-0で破り、今シーズンこそは上位でフィニッシュするかと思われていたが気づけば降格圏に近い順位まで落ちてしまった。
日に日に怪我人は増えていき、ペジェグリーニの戦術も機能しているのかどうかわからない状態になってしまった。
スカッドは揃っており、怪我人が帰ってくればまた高いクオリティを取り戻すことができるかもしれないがクラブが監督交代の決断をする可能性は十分にあるだろう。
3.マルコ・シウバ エバートン
こちらも降格圏が見えてしまっているエバートン率いるマルコ・シウバ。
£100m以上の金を使い、2シーズン連続で新戦力を迎えているがイマイチ使いこなせておらず。
アンドレ・ゴメスの件があり、中盤には更なる不安が増えてしまったが今の順位にいる理由にはならないだろう。
今シーズンここまでエバートンよりも敗北が多いのはノリッジシティとワトフォードのみであり、勝ち点を得ることができない試合が多いことは大きな課題だ。
ハルシティを率いていた頃は若くして力のある監督がやってきたと言われていたが再びその評価を取り戻すことができるのか、それともクラブが首を切る決断をするのか、どちらが先になるのだろうか。
4.オレ・グンナースールシャール マンチェスターユナイテッド
昇格クラブのシェフィールドと3-3のドローに終わり、とてもビッグクラブを率いる監督とは思えないコメントを出したスールシャール。
所謂解任ブーストでチームの雰囲気は少し良くはなったが結局現在も4位以内に入ることができていない。
補強戦略の失敗もあるがあまりにも彼は無策すぎる。
さらに選手の心もどこまでついてくるかわからないタイミングでスパーズのマウリシオ・ポチェッティーノが解任されているのだ。
マンチェスターユナイテッドとしては若手を育てることに長けたポチェッティーノの招聘に踏み切る可能性は高く、スールシャールはシーズン途中でチームを離れるかもしれない。
5.ウナイ・エメリ アーセナル
ついに8位まで順位を落としてしまったアーセナル。
アウェイでの弱さを改善する必要があったが最近ではホームでもパッとしない試合展開に。
エメリ自身も策がないように見え、選手たちの心は既に彼から離れてしまっているのではないだろうか。
チャンピオンズリーグ出場圏内であり4位チェルシーとの差は8ポイント差であり、今のままでは追いつくのは非常に難しいミッションとなるだろう。
今夏は数々の移籍を成功させ、タイトル獲得まで狙えると思われていたアーセナルだがエメリの時期も限界に来たのだろうか。
戦術家であるエメリにクラブはまだ余裕を与え
るのか、それとも現状に危惧し解任に踏み切るのか。
その答えは今後数週間で出るだろう。
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