5.ダビド・デヘア
スペイン代表の守護神を務めてきたイケル・カシージャスは偉大な選手だ。
あれほどのロマンを感じさせるゴールキーパーは今後も現れないだろう。
ダビド・デヘアはそんなカシージャスに劣らぬ反射神経を見せてくれる特別な選手だ。
特にクラブでは近年脆弱さが指摘されている守備陣の中でただ一人奮闘しており、そのセービングスキルを遺憾なく発揮している。
最近は凡ミスを連発するようになってしまい、トップレベルのゴールキーパーと呼べるのかという声もあるが衰えを焦るような年齢でもない。
これからどのような活躍を見せるのかは未知数となってしまったが、ここ10年ではベストなゴールキーパーの1人だろう。
4.ジェラード・ピケ
7度のラリーガ、5度のコパデルレイ、そして2度のチャンピオンズリーグを勝ち抜いたセンターバック。
ピケは優れた足元を持つ選手であり、近年のバルセロナが行ってきたポゼッションスタイルに完璧にフィットした。
守備力をおろそかにすることもなく、空中戦の強さと合わせてパーフェクトディフェンダーとも言える活躍を見せてきたのだ。
後釜が心配されているが、長く濃密であろうその経験をもとにこれからもクラブと代表を支えていくはずだ。
3.アンドレス・イニエスタ
今やJリーグでプレーする世界を代表するプレーメーカー、アンドレス・イニエスタ。
プロの選手を以てして完璧と言われるイニエスタは本当にサッカーをよく理解している選手だ。
シンプルかつ効果的なプレーをし、重要な場面では自ら得点も決めてくれる万能さを今まで数多くの試合で見せてきた。
ワールドカップでは決勝でオランダ相手に決勝点を決め、まさに伝説を作った。
スペイン人選手でイニエスタに酷似したプレースタイルを持つ選手は多いが、彼のクオリティを超えることはまさに至難の業だろう。
2.ダビド・シルバ
マンチェスターシティで長く活躍をしているダビド・シルバ。
今シーズン限りでの退団が発表され、彼のシティでの旅もついに終わるを迎えることとなった。
マンチェスターシティにおける重要選手であり続けたシルバはチームの攻撃力を左右するほどのセンスを持っている。
ヤヤ・トゥーレ、フェルナンジーニョ、ケヴィン・デブライネなど高いクオリティを持った選手がシティには在籍していたが、シルバがいる時といない時ではチームの出来が明らかに違うのだ。
セルヒオ・アグエロとともに伝説を作り続けてきたシルバは今シーズン、念願のチャンピオンズリーグ優勝を果たしてシティと別れることはできるのだろうか。
1.セルヒオ・ラモス
レアルマドリーでタイトルを勝ち取り続けてきたセルヒオ・ラモス。
このリストで最上位に位置するのも納得だろう。
サイドバックでプレーしていたラモスはあっという間に世界最高のセンターバックへと登り詰めた。
クラブだけでなく代表でもコンスタントな活躍を見せており、170試合出場を達成し歴代で1位となっている。
センターバックとして欠けているものはなく、年齢を重ねてからは経験をもとにしたクレバーさも活かしている。
よくカードを貰うという”らしさ”を残しているところも彼らしいだろう。
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