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驚異の21歳、アレクサンダーアーノルドが見せた実力

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先日行われたレスターシティとリバプールの戦い。

首位リバプールと勝ち点10差をつけられている2位レスターシティとの試合は頂上決戦となった。

試合は速く激しく動き、接戦になるかと思われた。

しかし、終わってみれば4-0でリバプールの勝利と圧倒的な結果で終わったのだ。

この試合で1ゴール2アシストを記録し、主役となったリバプールの右サイドバックであるトレント・アレクサンダー・アーノルド。

容赦ない前線への供給とゴールキーパー泣かせのシュートでネットを揺らし、キングパワースタジアムを絶望の底に叩き落した張本人だ。

今回はレスターシティ戦をもとに21歳の若者、トレント・アレクサンダー・アーノルドに少しだけ迫ってみよう。

Two assists, one goal: Alexander-Arnold celebrates his first goal since September on a memorable night

1.偶然ではない、計算されたキック

トレント・アレクサンダー・アーノルドのキックは決して偶然ではない。

自らの精度を理解しており、味方もそのことを共有できているからこそ思い切ったプレーを選択することができるのだ。

3点目を見てみよう。

ロベルト・フィルミーノがためを作り、右サイドに展開をしてからの動きは完ぺきであった。

まさにアレクサンダー・アーノルドのキックを待つための動きだ。

相手が嫌がるクロスは大抵キーパーと味方の隙間に入れる速いボールだ。

しかし、ゴール前に詰めていたモハメド・サラーらを無視しフリーで待ち構えていたフィルミーノに落ち着いてボールを届けたのだ。

完全に計算されたクロスだったのだ。

2.終盤で見せたスプリント

自らが得点した4点目は素晴らしいシュートであった。

しかし、より注目してほしいのがサディオ・マネがボールを持った際のスプリントだ。

全力スプリントで上がってくる様子はある意味シュートを決めるよりも難しいかもしれない。

これこそがユルゲン・クロップが就任してから一貫して続けてきたチームとしてのやり方なのだろう。

ただ単にキックの精度が高いだけのディフェンダーではないことを証明した瞬間でもあった。

3.一貫性のあるパフォーマンス

数年前に右サイドバックへとコンバートされ、慣れないポジションでプレーしていた頃のアレクサンダー・アーノルドは一貫性が全くない状態であった。

1試合で光るものを見せるものの、守備面で弱さを、攻撃面でも雑さを露呈してしまうことがあった。

それが今ではほぼすべての試合で一貫性のあるプレーをしているのだ。

それもとてつもなく高いレベルで。

レスターシティ戦では前半から自らシュートを放つシーンや右サイドから高精度のクロスを上げるなど脅威となり続けていた。

それが後半になっても勢いが衰えるどころか増しており、結果的に1ゴール2アシストという結果を生んだのだ。

今のリバプールにおけるサイドバックの重要性は高く、それと同時に負担もかなり大きいはずだ。

それをものともせずに高いパフォーマンスを継続できることは本当に素晴らしいことだ。

守備面ではまだまだ課題があると言われているアレクサンダー・アーノルド。

しかし、持ち前の攻撃センスで今や最も高価なディフェンダーへと成長した。

まだ21歳の若者であるアレクサンダー・アーノルドの美しくも残酷なそのキックをとくとご覧あれ。

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