ついにアーセナルのミケル・アルテタ政権が始まった。
監督経験のないアルテタだけに長期的なプランで計算したいところだろうが、それには補強が欠かせないはずだ。
チームのスカッドを見返してみると補強すべき箇所は多くあり、簡単に変えられるものではないだろう。
そこで今回はミケル・アルテタ就任のアーセナル、獲得すべき5人のターゲットを紹介しよう。
1.ダヨ・ウパメカノ-RBライプツィヒ
RBライプツィヒで高い能力を示し続けているダヨ・ウパメカノ。
比較的若い選手で構成されているRBライプツィヒであるが、センターバックというポジションはやはり年齢とともに経験が必要になってくる。
しかし、ウパメカノは10代のころからチームの守備の要となっておりまるで経験豊富な実力者のようなプレーができる選手だ。
対人に滅法強く、足元の技術も高いレベルで備えているため完全なる次世代センターバックとして期待されている。
アーセナルの守備は相変わらず脆いままであり、今後を見据えるならウパメカノのような若く実力のある選手を主軸にする必要がある。
ただ、移籍金はかなり高くなるとみられており現在ブンデスリーガで首位を走っているRBライプツィヒから移籍する理由はほぼ無いに等しいと言える。
2.ネイサン・アケ-ボーンマス
既にプレミアリーグに慣れているネイサン・アケは確実に計算ができる選手だ。
チェルシー出身のアケは期待されながらもボーンマスへと完全移籍してしまった。
ボーンマスではソリッドな守備に加えて高い攻撃センス、そして左サイドバックとセンターバックをこなす器用さを見事に発揮している。
質、量ともに足りていないアーセナルにとってはかなりありがたい存在になるはずだ。
3.サンドロ・トナーリ-ブレシア
ネクスト・ピルロとして期待されている19歳のサンドロ・トナーリ。
グラニトジャカに移籍の噂がある以上中盤でゲームを作ることができる選手は必要なはずだ。
既にユベントスやレアルマドリー、バルセロナまでもが獲得を狙っているトナーリはもはや19歳とは思えないプレーを披露しておりビッグクラブに行っても十分に活躍できるだけのクオリティを備えている。
争奪戦になるのは明らかであり射止めるにはかなりの準備が必要となりそうだが…。
4.カイ・ハヴェルツ-レヴァークーゼン
1月の移籍市場で退団する可能性がある選手としてメスト・エジルが挙げられる。
いろいろな問題があったとはいえ、チーム最高額の週給を受け取っているだけのことはあるパフォーマンスを見せてくれる。
ゲームを作ることに長け、ここぞというときには一撃必殺のキラーパスですべてを無力化する。
レヴァークーゼンのカイ・ハヴェルツは若干20歳ながら最も期待されている若手の1人として多くのメディアに取り上げられている。
昨シーズンに17ゴールを決め既に同じドイツ人選手であるミヒャエル・バラックやトニ・クロースと比べられている。
ハヴェルツならばエジルが現在行っているタスクを負うことも可能であり、さらに多くのものをクラブに与えることもできるはずだ。
年齢も若くこれからを見据えるならば獲得しておきたい逸材だ。
5.ウィルフレッド・ザハ-クリスタルパレス
アーセナルは大金を投じてリールからニコラ・ペペを獲得した。
同じプレミアリーグのウィルフレッド・ザハではなく。
結果的にペペは未だにチームにフィットすることができずにいる。
ザハはリーグ屈指のドリブラーとして脅威になり続けており、年齢的にもこれから全盛期を迎えるはずだ。
ザハ自身はアーセナル移籍を希望していたと伝えられており、クラブが納得するだけのオファーを出せばこの取引は実現する。
確実にチーム力をアップしたければぜひ手中に収めておきたい実力者だろう。
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