フランク・ランパードが就任したチェルシー。
若手中心のチームへと一気に生まれ変わり、補強禁止処分が課されたにもかかわらずチームは好調を保っていた。
とりわけジョルダンやレンタルから復帰したタミー・アブラハムらの活躍には目を見張るものがあった。
しかし、日程が厳しくンってきた12月、チェルシーはエバートン、ボーンマス、サウサンプトン相手に黒星を喫している。
1月での補強が可能となっただけにここで適切な選手を迎え入れて再び4位以内を維持すべく調子を取り戻す必要があるのだ。
そこで今回は調子が落ちてきたチェルシー、1月に狙うべきターゲット3人を紹介しよう。
1.ベン・チルウェル
今最もホットな若手の1人であるベン・チルウェル。
左サイドバックという簡単ではないポジションで攻守にわたってレスターシティの重要選手となっている。
チェルシーにはエメルソンとマルコス・アロンソが在籍しているがどちらもランパードの信頼を掴むことができていない。
セサル・アスピリクエタを左にし、右には期待の若手リース・ジェームスを持ってくる手もあるが本職を1人獲得しなければ長期的なチーム作りはできない。
その点においてもチルウェルはぴったりであり、激しくも攻撃的でこれからが楽しみなチェルシーにフィットする選手だろう。
2.ジェイドン・サンチョ
ヨーロッパでキリアン・ムバッペとともに注目されている若きアタッカー、ジェイドン・サンチョ。
ドルトムントで衝撃的なパフォーマンスを続けており、とりわけそのドリブル能力にはベテランディフェンダーでも手を焼くほどだ。
しっかりと周りも見えており、それは彼のアシスト数にも表れている。
何よりも彼はまだ19歳なのだ。
伸びしろはたっぷりあり、若い選手で構成されているチェルシーに行けば同じ年代の選手らとともに刺激しあえることができるはずだ。
ウィリアンとペドロはベテランの域に入っており、退団も噂されるが彼らから盗むものも多くあるに違いない。
クリスティアン・プリシッチも獲得した今ならばサンチョを迎え入れれば完璧な前線の世代交代に成功する。
3.ウィルフレッド・エンディディ
プレミアリーグ最強のタックラー、ウィルフレッド・エンディディ。
2017年にレスターシティに加入して以来リーグ最強の守備力の持ち主へと成長したのだ。
チェルシーはジョルジーニョの使い方の幅を広げたいと考えており、さらに多くのタスクを課されているエンゴロ・カンテを開放すべく高い守備力を持った選手が中盤に必要だ。
ユーリ・ティーレマンスやジェームズ・マディソンらが攻撃に集中できているようにエンディディの恐るべき守備力があればカンテとともに守備の壁を築くことも可能であり、ジョルジーニョと組めば深いい位置で彼をゲームメイクに集中させることもできる。
より強力な中盤を持つことはチーム力が上がることを意味するため、エンディディの獲得は彼らにとって非常に大きな意味を持つだろう。
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