2010年代、サッカー界はリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが長きに渡って支配することとなった。
その間にプレミアリーグでは多くの天才的ストライカーが誕生し、その何人かは未だに活躍を続けている。
そこで今回は2010年代におけるプレミアリーグでの最多得点者5名を紹介しよう。
1.ロビン・ファン・ペルシ 98ゴール
言わずと知れたオランダのストライカー、ロビン・ファン・ペルシ。
ひと際ボレーシュートが上手く、エリア内でいとも簡単に味方からのボールをネットに叩き込む姿はもはや定番ともいえる。
元々ウィンガーということもありテクニックにも優れ、ストライカーとして理想的な選手であった。
ライバルのマンチェスターユナイテッドに移籍し、アーセナルサポーターからは怒りを買ってしまったが結果的にレッド・デビルズでも大いに活躍し2012年には得点王を獲得している。
2.ロメル・ルカク 113ゴール
チェルシーが後悔してもしきれないプレミアリーグの怪物ストライカー。
チェルシーからエバートンへと移籍し、そこでポテンシャルの高さを見せつけるやいなやあっという間にリーグ屈指のストライカーへと成長した。
それからマンチェスターユナイテッドに移籍したものの思うようなプレーをすることはできず。
チームでも重要な選手と見られていたが批判が鳴りやむことはなかった。
そして現在はインテルで衝撃的なパフォーマンスを続けている。
3.ウェイン・ルーニー 128ゴール
若くから活躍していた天才ストライカー、ウェイン・ルーニー。
エバートンとマンチェスターユナイテッドで長く活躍をし、ストライカーとは思えないほどの献身性と守備力を持っていたため文字通り何でもできてしまう選手であった。
チームの危機の際はボランチでのプレーも可能であり、いざというときには自ら得点を決めてくれる。
また、年代を問わずすべての試合におけるゴール数は208ゴールであり、これはプレミアリーグ史上に残る数字だ。
4.ハリー・ケイン 136ゴール
現役でバリバリ活躍しているイングランド代表ストライカー。
スパーズで育成されたケインは2年連続で得点王を獲得するなどコンスタントに数字を積み重ねており、リーグで最も信頼できるストライカーの1人へと成長した。
長年マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でプレーしていただけに守備も怠ることなく、チャンスメイクまでもこなすことができる万能型の選手だ。
これからどこまでこの記録を伸ばしていくのかに注目だろう。
5.セルヒオ・アグエロ 174ゴール
プレミアリーグが誇る虎。
セルヒオ・アグエロはアトレティコマドリーから加入して以来大きな活躍をし続けており、ベテランの域に入った今でもリーグ最高のストライカーとしてプレーしている。
決定力が高さは言うまでもなく、衝撃的なリーグ優勝を果たした際のQPR戦で勝ち越しゴールを決めたことは記憶に新しいだろう。
ガブリエル・ジェズスが加入したため出場機会が減るとみられていたが、ペップの信頼は未だに絶大なままだ。
怪我癖のある選手のため、慎重に使っていきたいのだろうが彼の勢いを止めることは誰にもできない。
これからもこの記録を大いに伸ばすことができるだろう。
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