モナコで頭角を現して僅かな期間で世界的スターとなったキリアン・ムバッペ。
今やフランスのリーグアンでは圧倒的な選手へと成長している。
そんなムバッペがヨーロッパの主要4大リーグでどこまで活躍するのか気になっている人も多いだろう。
そこで今回はキリアン・ムバッペの移籍先候補4つを紹介しよう。
1.レアルマドリー
同胞、ジネディーヌ・ジダンが監督を務めるレアルマドリー。
多くのメディアではムバッペの移籍先候補として最も濃厚とされている。
かつて銀河系のメンバーであったジダンはこの若きフランスのスターを確保したいと思っているはずだ。
近年は大金を投入してスターを確保する路線から徐々に青田買いへとシフトしているが、若くして実力を持っているムバッペはまさに理想的な選手だ。
ギャレス・ベイルらの去就も不透明な今長きに渡って攻撃陣を支えることができる。
問題は3億ユーロともいわれる移籍金だが・・・。
2.バルセロナ
パッとしないシーズンとなっているバルセロナ。
ライバルのレアルマドリーはロドリゴやヴィニシウス・ジュニオール、久保建英ら有望な若手を獲得し将来へ向けた準備をしているがバルセロナで将来が明るい選手はせいぜいアンス・ファティくらいだ。
それに圧倒的スターであったクリスティアーノ・ロナウドが去ってもなおチームが機能しているレアルマドリーと比べ、メッシ依存が激しいバルセロナには新たな怪物が必要となる。
10代で経験の浅いアンス・ファティにその重責を背負わせるのはあまりにも酷だ。
キリアン・ムバッペならばバルセロナの抱える問題を解決し、メッシの後を継ぐ選手として下部組織の選手らとともにクラブのアイコンになることができるだろう。
3.マンチェスターシティ
大不振、ではないが思った通りのシーズンを過ごせていないマンチェスターシティ。
ペップ・グアルディオラ率いる高級なチームはリロイ・サネやエメリク・ラポルテらの怪我で首位のリバプールとは勝ち点20以上も差をつけられてしまった。
ペップの野望は潰えることなく、悲願のチャンピオンズリーグ優勝を目指しているはずだ。
そこで前線で猛威を振るう選手としてキリアン・ムバッペの登場だ。
かつてバルセロナやバイエルンといったメガクラブでスター選手の扱いを知っているペップならばムバッペを最適な方法で起用することができる。
また、給料や移籍金もオイルマネーを持っているマンチェスターシティなら難なくクリアできる問題だろう。
成長著しいラヒーム・スターリングに移籍の噂が立つなど不安を抱えるマンチェスターシティとしては確保すれば最高ともいえる人材だ。
4.リバプール
現在世界で最も勢いのあるクラブだ。
前線3人のバランスは素晴らしく、中盤を見ればユルゲン・クロップ好みのパワフルで賢く走ることのできる選手、さらに後方を見てもフィルジル・ファンダイクやアリソンなどが鉄壁を築くなど黄金時代を迎えている。
これら主力は5年後にはベテランの域に入り、チームは全体的に若返りを目指さなければならない。
年齢が若く、得点力のあるキリアン・ムバッペはまさに贅沢の極みともいえるオプションとなる。
昨夏、今冬ともに資金を控えているリバプールからすれば出せる移籍金であり現実味もある。
しかし、王様でいたいムバッペとチームを第一に考えるユルゲン・クロップの意見が合うのか、また守備を重要視する戦術にフィットできるのかが問題となるだろう。
ムバッペからすると勢いがあり、チャンピオンズリーグのタイトルのみならず多くのタイトルを獲得できる可能性があるリバプールは理想の行き先のはずだが・・・。
コメント