アストンヴィラのジャック・グリーリッシュはここ数週間、ずっとスポットライトに当たっているような状態だ。
ジョン・マッギンが離脱したもののグリーリッシュは中盤でチームの得点源になりつつ全体を活性化させている。
この乗りに乗るグリーリッシュにはマンチェスターユナイテッドをはじめとする多くのクラブが近づいているとされている。
だが、グリーリッシュはマンチェスターユナイテッドに行っても自らのキャリアをより輝かしいものにすることはできないかもしれない。
そこで今回はジャック・グリーリッシュがマンチェスターユナイテッドに行くべきではない理由3つを紹介しよう。
1.アストンヴィラにはリソースが十分にある
アストンヴィラはかつてプレミアリーグで名門であったクラブだ。
近年は結果を残せてはおらず、現在もわずか7勝でリーグ戦17位につけており降格する可能性も十分にある。
しかし、彼らにはリーグを勝つためのリソースが十分にあるのだ。
サッカーにおいてお金はすべてではないが、お金の力で強くなったチームは幾多も存在する。
彼らのオーナーであるナーセフ・サウィーウスはプレミアリーグのオーナーの中で5番目にリッチであり、野心も十分にある。
ようやくブルーノ・フェルナンデスを確保したものの、マンチェスターユナイテッドはこれまで適切な補強をしてきたとはとても思えない。
ビッグネームを獲得できても活躍できずに1年で去ってしまっているのだ。
今グリーリッシュがマンチェスターユナイテッドに行くとアストンヴィラで見れたはずの夢が見れず、多少高い給料をもらうしかなくなるだろう。
2.移籍するならより良いオプションが存在する
同じマンチェスターを選ぶならば青いチームを忘れてはいけない。
マンチェスターシティには昨シーズン国内3連覇を果たしたペップ・グアルディオラがいる。
攻撃を知らないオレ・グンナー・スールシャールと違い明確な哲学と実績を持つペップは選手の良さを引き出すことに長けている。
懸念すべきは出場機会だが、選手としてより成長できるのは間違いなくマンチェスターシティとなるはずだ。
また、過去にはスパーズも獲得を狙っていたこともあり現在ではスペインの二大巨頭、バルセロナとレアルマドリーも獲得に興味を示しているのだ。
移籍を選ぶならば彼には多くのオプションが存在することを覚えておく必要がある。
3.余計なプレッシャーを受けてしまう
今のマンチェスターユナイテッドは名門であることを思い出さなければならない。
アレックス・ファーガソンが去ってからチームは調子が上がらず、現在は8位に留まってしまっている。
今ではレスターシティやウルブズよりも劣ってしまっている。
彼らはスターを必要としており、ブルーノ・フェルナンデスはその始まりだ。
ここでグリーリッシュが加入してしまうと受けるべきではないプレッシャーまで受けてしまい、気持ちよくプレーすることが困難となる可能性がある。
ハリー・マグワイアがいい例だ。
ディフェンス史上最高額で加入したがチームの調子は上がっていない。
もちろん問題は別のところにも存在するが多くのコストがかかっているだけに批判は避けられない状態にある。
まだ年齢的にもステップアップを急がなくてもいいグリーリッシュはリンクづけられているマンチェスターユナイテッドへの移籍を考慮しなければならない。
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