現代のセンターフォワードの在り方は多岐に渡ります。
プレミアトップ6のフォワードはそれぞれ素晴らしい能力を持った選手たちですが一体彼らをスタッツで比較すると何が見えてくるのでしょうか。
それぞれアグエロ、フィルミーノ、ジルー、オーバメヤン、ルカク、ケインを選出しました。
後の2名との差があるのはサイトの都合上ご容赦ください。
ゴールに直結するようなプレーのスタッツが高いのはプレミアでの経験が豊富なアグエロ。
ペップの戦術にもあっさりフィットし相変わらず驚異的なフォワードであり続けています。
それに対しキーパスとドリブルの値が高いのはフィルミーノとケイン。
よりチーム全体の攻撃を活性化させる動きをしている証拠だ。
次に守備面でのスタッツ比較。
フィルミーノとケインのファウル数が多いのがそれぞれハイプレスで激しいサッカーをしてる証拠だ。
特にフィルミーノはタックル数が多く、リバプールの新しくなった戦術を頂点から支える役割を担っている。
次に18/19シーズン、過去最大クラスの優勝争いを見せた2チームのフォワードをもう少し詳しく見てみましょう。
違う役割を担っていたことがわかるこの2人のスタッツ。
よりゴールに近い位置でプレーすることが多いアグエロに比べてボールに絡むことで攻撃を活性化させていたフィルミーノ。
だが、アグエロはもはや単なる点取り屋ではないことを証明するデータとフィルミーノのチームの心臓ともいえる数字を表したデータがこれだ。
フィルミーノはボールに絡む回数が多く、チームの攻撃を頂点から活性化させていたことがわかる。
さらに、タックル数が異常に多くプレスバックからショートカウンターをするには必要な要素だ。
守備時にはしっかりと戻っているためクリアの数も多い。
アグエロはさすがにフィルミーノほど守備で目立つことはないが、インターセプト数が彼を上回っていることからペップが求めるタスクをこなそうとしていることがわかる。
今回はフォワードのスタッツ比較を行いました。
やはりそれぞれクラブに合った役割をしっかりと演じており、欠けてはならないピースです。
来季も注目したい部分です。
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